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【書評ブログは稼げない】110記事書いて悟った、稼げない4つの理由

この記事では、なぜ「書評ブログでは稼げない」という結論に至ったのか、その経緯と理由を説明します。

この記事を読んで欲しい人
  • ブログの収益化を目指している人
  • 書評ブログを書いている人
  • 書評ブログの収益化の方法を知りたい人
  • ストック所得を持ちたい人

こんにちは、webライターのkotaeです。労務・法務やマネジメント、サイバーセキュリティのライティングで生計を立てています。
2020年の9月19日に一記事目を投稿し、趣味でこのブログを更新し続けはや半年が経ちました。

2021年5月10日現在、書評記事は110記事を達成しています。収益化について貪欲に取り組んできたわけではありませんが、これだけ書いて強く感じているのは書評ブログの収益化はかなり難しい=稼ぐなら別ジャンルでないと、ということです。

110記事書いて結局いくら稼げたの?

結論から言うと、110記事書いて得た収益は1,037円です。

前提となるのがアクセス数ですが、1月1日~5月9日までで4,981PVでした。一日40件弱のアクセスですね。

そして肝心の収益です。内訳はamazonアソシエイト343円GoogleAdSense694円です。(1点補足すると、自分がAdSenseに受かったのは1月7日です)

なので、AdSenseは一日5円くらいの利益をもたらしてくれてはいます。

110記事書いてもそんなもんか…と思いますよね。
ただ、収益化についてほとんど意識せず「オンラインのメモ帳」と割り切って好きなことだけを書いていたので、自分としては収益が発生していること自体に驚いているというのが本音です。

なぜ書評ブログは稼げない?

まだまだ記事数も少ないですしブログ歴も浅いですが、それでも「書評ブログは稼げない」と断言できる理由が4つあります。

書評ブログが稼げない4つの理由
  1. 単価が低い
  2. 本を読む手段は新品を買う以外いくつもある
  3. 検索の上位表示が難しい
  4. 先人たちも稼げていない

ひとつずつ掘り下げて解説します。

単価が低い、本を読む手段は新品を買う以外いくつもある

ネットで本を買うならAmazon、というのは誰もが持っている認識だと言っても過言ではないでしょう。

自分はAmazonアソシエイトという「自分の記事で紹介した商品が売れたら紹介料が貰えるサービス」に登録しています。

Amazonアソシエイトで貰える紹介料は商品ジャンル毎に異なりますが、書籍の場合Kindleなら8%、紙媒体の場合は3%の紹介料が貰えます。

例えば1500円の本が売れた場合、それがKindleなら120円、紙の本なら45円の報酬が発生します。
もしも月に10万円の報酬を発生させたいなら、最低でも月に833冊以上売る必要があるわけですが…あまり現実的ではないですよね。

しかもこれはあくまで新品の単行本が購入された場合の話です。コミックスや文庫本の価格は新品で500円程度、中古本は1円で売られている場合があります。

自分のブログを読んだ人が必ずしもネットで本を買うかと言えばそうではなく、地元の書店に行った時についでに探す、古本屋で探す、ネットカフェで読む、図書館で予約して読む…などの方法があるため、他のカテゴリの商品に比べて売るのが難しく、売れたとしても単価が低いため大きな報酬に繋がりにくいというのが実情です。

ちなみに、この点に関してはひとつだけ打開策があります。それはKindle Unlimitedへの登録を勧めること。
こちらは1人の登録につき500円の紹介料が発生するため、一冊ずつ本を売るよりは少しだけ単価が上がります。

先述と同じ条件「月10万円の報酬を目指す」場合、月間200人の登録が必要になります。
少なくとも、1500円の本を1,000人近くに買ってもらうよりは現実的な方法だと言えそうです。

検索順位の最上位表示が難しい

自分は書評を書く時、記事のタイトルを【ブックレビュー】書籍名(著:著者名)としています。
この方法で記事を書くと、書籍の名前で検索した時に1位になることはまずあり得ません。

例えば、実写化されたコミック「思い、思われ、ふり、ふられ」のレビューを書いたとします。
この作品タイトルで検索すると、上位10サイトは次の通りです。

  1. 実写映画の公式サイト
  2. アニメ映画の公式サイト
  3. Wikipedia
  4. カカクコム傘下の映画レビューサイト
  5. 実写映画の公式Twitterアカウント
  6. 作品の公式サイト(LP)
  7. 出版社の作品紹介ページ
  8. Amazon
  9. 映画の配給サイトの作品紹介ページ
  10. 実写映画を上映している映画館のサイト
  11. (2021年01月23日現在)

このラインナップに個人の書評が食い込むのはまず無理です。
「では実写化されておらず、話題になっていない作品を」と思うかも知れませんが、そうすると検索ボリューム自体が少ないんです。

さらに、タイトルで検索する人はその作品を既に読了済みで、他の人の感想や解説を求めているという場合も少なくありません。
その場合は他ブログとの差別化が難しいうえ、来訪して記事を楽しんでもらえたとしても作品の購入には至らないですよね…

この問題に対する対策のひとつは作品名を記事タイトルにして記事を書かないことです。
例えば「Amazon Unlimitedで読める泣けるマンガ◯選」という記事タイトルにすれば、作品名で戦わなくて済みますし別のニーズを満たすことができます。

ただ、ここまでSEOを意識するということはつまり、SEOを意識した選書・読書をしなければいけなくなるということ。
読書記録としての書評であれば目的と手段が入れ替わってしまいますし、収益化を目指すなら敢えて単価の低い書籍を選ぶ意味は薄いでしょう。

先人たちも稼げていない

書評ブログで安定して収益化をしている人を探しましたが見つけることができませんでした。
※そう自称しているTwitterアカウントは見つけましたが、ブログURLが非公開のため真偽が分からず…

「書評ブログ 収益化」で検索したところ、口を揃えて「稼げない」という意見でした。特に分かりやすかった記事へのリンクと要約を掲載します。

書評ブログで収益化ができるって本当? 1年6ヶ月運営したリアルな数値を公開します

3行要約
  • 1年6ヶ月で、8,863円のアフィリエイト収益
  • 1年6ヶ月で、18,310円のAdSense収益
  • 成長を目標とすることで、継続ができ、その結果収入もついてくる…つまり収益はオマケ

本当に稼げない!書評ブログで月5000円の収益化に成功した方法

3行要約
  • 本を売りたいならテーマを決めて本を紹介する
  • 悩みの解決や資格を取るための良書を紹介する
  • 本を入り口に本以外の商品を紹介する

≪収益化なるか?≫100日連続で書評ブログを書いて得たもの

3行要約
  • 書評を100日連続で書いた
  • 2カ月で書籍購入による収益は192円
  • 得られたものは3つ。「問い」を明確に立てる癖、共感と学びを区別して読む力、検索媒体…お金ではない

書評ブログは稼げない?2年運営して学んだ、PV数アップの3つのコツ

3行要約
  • 一年間のアソシエイト収益は約7,500円
  • そもそもユーザーは本に関心がない(PVが伸びづらく、本も売れにくい)
  • 稼ぐためだけだったら、書評ではなく別のジャンルを探すべき。

書評ブログで月5000円稼ぐまでにやったことを全部公開【自分が本当に好きな本を紹介しよう】

3行要約
  • ブログ全体のPV数は約3万PV(うち書評は1万PV)でアソシエイト収益は5,000円強
  • SEOのためにおすすめ本のまとめ記事を書いた
  • 書評を書いてよかった一番の理由はライティングスキルが上がっていったこと

【長文】書評ブログ収益化のリアル。2年間運営して学んだ5つの戦略

3行要約
  • 趣味の延長線上としての「お小遣い稼ぎ」程度なら収益できる
  • 月間PV:約4,000、月間収益額:約500円
  • 2年間続けて来れたのは収益を第一に考えていなかったから

まとめ:それでも書評ブログを続けます

収益化を目指すブログにおいて、書籍は商材として不向きである理由を解説してきました。

書評ブログが稼げない4つの理由
  1. 単価が低い
  2. 本を読む手段は新品を買う以外いくつもある
  3. 検索の上位表示が難しい
  4. 先人たちも稼げていない

それでも、自分は書評ブログを続けていきます。収益化を目的にブログを始めたからではないことに加え、アウトプットすることで記憶の定着率が上がるというメリットが継続する理由です。

というのも、自分は多読な割に忘れっぽく「タイトルや著者は記憶にあるのに内容が思い出せない…」ということが頻繁にあったのですが、アウトプットすることで記憶への定着率がグンとあがりました

表紙を撮影したり、印象に残った箇所を写経(タイピング)したり、自分の言葉で感想を綴ることがこれほどまでに大きな効果をあげるとは思っていませんでした。

先輩方も「お金を書評ブログの目的にしていない」「それ以外にメリットがたくさんある」と書いていましたが、自分も同じ意見に帰着しました。

ただ、その上で、せっかくなら来訪してくれた読者の方が楽しんでくれるコンテンツを作れたらいいなと思っています。
試行錯誤を重ねながら、自分の色が出るブログにしていきます。

最後まで読んでくれてありがとう!

2021.05.10 kotae

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